53回 機器分析講習会

 

主催(公社)日本分析化学会 関東支部

協賛(公社)日本薬学会 ほか

 

第3コース: 機器分析による食品の異物分析の基礎と実際

 

食の安全に対する関心は,消費者側および行政において今なお増大しており,生産者側も原材料の調達から製品の運搬に至るまでさまざまな品質検査を経て,安全で安心な食品の供給がこれまで以上に市場から要求されています。

本講習会は,食品の異物分析に携わる方々を対象とし,食品中の異物や不純物の分析において最適な分析機器を使いこなすコツを学んで頂きます。食品中に混入した「異物」は原因も内容も多種多様です。従って,その分析は「手探り」になりがちであり,食品分析の現場では,その試行錯誤に多大な労力を要している実状があります。そこで,「食品中の異物を検知し,解析する」ための分析装置の原理や選択方法,使い方について,講義とデモンストレーションを通じて十分に理解し,体感して頂きたいと考えています。講師には,食品分析において最先端でご活躍されている先生方をお迎えし,豊富なご体験に基づいたわかりやすい講義をして頂きます。さらに,実際の分析装置の実演と多くのアプリケーション事例に触れる機会も設けています。講習会参加者の日頃の疑問にも十分にお応えできる体制を整えていますので,是非,基礎の再確認と実務の問題解決にご活用ください。

 

期 日 2012 11 2日(金)10:00 17:00

会 場 (株)島津製作所 東京支社 2 イベントホール
〔〒101-8448東京都千代田区神田錦町1-3,電話:03-3219-5588 グローバルマーケティング部〕案内図: http://www.an.shimadzu.co.jp/general/contact/map/tokyo.htm
交 通: @都営新宿線(小川町駅),東京メトロ千代田線(新御茶ノ水駅),東京メトロ丸ノ内線(淡路町駅)のB7出口より徒歩6分,AJR神田駅西口より徒歩12

 

講 義

(1)食品・ゴム・プラスチック中の異物分析手法と事例

((一財)化学物質評価研究機構)渡邊 智子

(2)東京都における,食品中の異物検査事例

(東京都健康安全研究センター)田口 信夫

(3)食品企業における異物鑑定の実際

(キユーピー梶j宮下 隆

 

デモンストレーション

1.異物分析に用いられる各種装置のご紹介 〜X線透視装置,フーリエ変換赤外分光光度計(FT-IR),蛍光X線(EDX) を中心として〜

2.X線透視装置,FT-IREDX,前処理装置等の見学とデモンストレーション

 

 

受講料(テキスト代,昼食代を含む)
会員20,000円,会員外25,000円。参加費の払い戻しは致しませんので,あらかじめご承知おきください。

 

募集人員 60名(定員になり次第締め切ります)

 

申込方法 参加希望者は,@氏名,A勤務先(住所・所属部署・電話番号・E-mailアドレス),B会員区分(会員(協賛学会会員も含む)・会員外) を明記のうえ,E-mailまたはFAXにより下記宛へお申込みください。折り返し請求書,振込依頼書及び会場案内図等をお送りします。

 

申込先 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-26-2 五反田サンハイツ304号 
(公社)日本分析化学会関東支部 機器分析講習会(第3コース)係
〔電話:03-3490-3351FAX03-3490-3572E-メール:hm_tanaka@jsac.or.jp